設備の修理のみにすべきか?リフォームすべきか?
例えば、水道が水漏れした時に、配管部分だけを交換すればよいのか、それとも設備全体を交換した方が良いのか悩むこともあるでしょう。
そういった時は劣化具合や、設備の耐用年数、これまでの修繕履歴などを参考にするとよいかと思います。
例えば、配管が腐食している場合や、長年の使用によってひび割れやサビが見られる場合は、修理だけでは根本的な問題解決にはならないことが多いです。
水漏れの原因が配管の劣化によるものであれば、部分的な修理で済ませるよりも、設備全体を交換した方が安心です。
特に、家が築年数の経っている場合、他の部分でも同様の劣化が進んでいる可能性があるため、全体を見直すことを検討するのが賢明です。
尚、設備ごとに耐用年数が設けられています。
例えば、トイレや給湯器、システムキッチンなどは、10年~20年程度が一般的な耐用年数です。
この耐用年数を超えている場合、修理を行っても再度故障する可能性が高く、将来的なコストを考えるとリフォームしたほうがよいでしょう。
古くなった設備だと修理費用が新しい設備に交換する費用と変わらない場合もあるため、リフォームを選んだ方がコストパフォーマンスが良いことがあります。
そして過去に何度も同じような問題で修理を行っている場合も、そろそろリフォームを考えるタイミングかもしれません。